退院しました。

ご無沙汰しております。入院から約3週間、本日退院しました。これからもブログは不定期更新ですがよろしくお願いします。

退院

入院中の流れ

なぜ退院がここまで長引いたのかは検査の内容です。入院して直ぐに大腸カメラを行いました。何ヵ所か潰瘍が悪化して狭窄している部分があり、カメラ自体にものすごい痛みが伴いました。本来検査はそれだけで、後は絶食しているだけで良かったんですが、病院内のカンファレンスで念のため、他の内臓の検査もしたほうがいいという意見が出て検査項目が増えました。

増えた検査内容

増えたのは胃カメラ小腸カプセルです。胃カメラは普通に行われました。小腸カプセルは小腸内を撮影するカメラが付いたカプセルを飲んで検査することでした。

小腸カプセルは飲む前に、安全性を確かめるため、パテンシーカプセルという同じサイズのカプセルを飲みました。このカプセルは内臓で引っ掛かったりしても100時間くらいで分解して無害化するということです。中にバリウムが入っていてレントゲンでも映るので追跡がしやすいとの事です。

しかし、私は絶食中でしたので、内臓機能が非常にゆっくりで飲んだパテンシーカプセルは結局出てきませんでした。おそらく大腸のどこかで溶けたのかと思われるとの事でした。

その間4日ほど他の検査ができず、入院が長引いた大きな原因となりました。

その後小腸カプセルは普通に行われました。

驚愕の検査結果

入院中に胃カメラと小腸カプセルの暫定的な報告がありました。どうやら胃や小腸にも潰瘍が認められた模様。結果、私の病気は潰瘍性大腸炎ではなくクローン病が疑わしいとの事。

かなりショックでした。

クローン病とは

潰瘍性大腸炎は大腸にしか潰瘍ができないわけですが、クローン病は口腔から直腸まで全部に潰瘍ができる病気です。潰瘍性大腸炎と同じく指定難病ですが、個人的には何倍も厄介です。

潰瘍性大腸炎クローン病の違いは

  • 栄養制限が非常に厳しい。脂質は1日30gまでしか取れない。潰瘍性大腸炎よりも制限項目が多い。
  • 潰瘍性大腸炎ではタバコは薬になる(都市伝説程度の信ぴょう性ですが)がクローン病ではタバコは完全にアウト
  • 炎症の深さではクローン病のほうが深い

などというところだけ見てもクローン病のほうが厄介です。

私とタバコ

タバコは入院中止めていました。このまま禁煙ですね。まぁ、私は喫煙歴が長いんですが、なぜかニコチン依存症じゃないんで禁煙の苦しみってあまりないんですよね。今まで、何度か禁煙したことがありますが、動作依存はありますが、タバコの禁断症状って経験がないです。

なんでタバコを止められなかったのかというと、タバコが好きだったからです。私はコーヒーが嫌いなんでコーヒーブレイクっていう気持ちが理解できないんですが、それと同じでタバコがおいしくて、いろいろと考えごとするときに気分をリフレッシュするのに一番いいツールだったわけです。

潰瘍性大腸炎と診断されていたころは、喫煙者は潰瘍性大腸炎にかかりにくいというデータがあったからです。しかも、ストレスが大きな原因となりえる潰瘍性大腸炎なので、禁煙におけるストレス増大のリスクのほうが危険だと個人的に判断したので、タバコは吸い続けていました。

昨今、喫煙者の肩身が狭く、2020年には喫煙所すら怪しくなり、しまいには家か車でしか吸えなくなりそうな話です。禁煙はちょうどいい機会だったのかもしれません。

メタボ脱却

私は背が高くなく168センチです。それなのに年初は体重が86Kgもあり、完全にメタボのおじさんでした。ただ、病気になり、入院して絶食した結果69Kgまで減りました。17キロ減です。

もともと86Kgといえども、昔から体は鍛え上げていましたんで、筋肉量も多かったので体脂肪率は24%前後でそこまでではありませんでした。

体脂肪率は現在20%ぐらいなので、一応標準です。思ったほど体脂肪率が落ちていないんで、体重が減っても脂肪はそこまで減らず筋肉ばかりが落ちているわけです。

今後も食事制限があるので体重の減少はしていくでしょう。運動と組み合わせて、細マッチョなおにいさんを目指したいですね(笑)

今後の予定

3週間の入院を経て、何とかCRPが1位程度まで下がりました。後はストレスに気をつけながら、食事療法を続けて、この状態を維持していかなければいけませんね。

体調はものすごくいいですね。お腹も痛くなく、熱も出ない、関節などの痛みもない。最高です。健康のありがたみをひしひしと感じます

今日はここまで。